引越し業者には様々な業者がありますが、その中でもテレビCMなどでよく目にする業者もあります。
いわゆる大手引越し業者になりますが、その特徴的なCMをしているのが『アリさんマークの引越社』です。
有名な会社なので、引越しをする際の見積もりのひとつの候補として考えることも多いはずです。
引越しは安くできるのが理想的ですが、大切な荷物を運んでもらうからこそその引越し業者の評判も気になるものです。
ではアリさんマークの引越社の評判はどうなのでしょうか?

営業・作業員・アフターケアの3つの対応別にご紹介していきます。
アリさんマークの引越社の評判 営業
まず引越し見積もりをもらう際の最初の窓口ともなるのが、営業担当者です。

電話だけで見積もりをすます、という場合もありますが多くは正確な金額を知るために訪問見積もりに来てもらうことも多々あると思います。
では、アリさんマークの引越社の営業マンの評判はどうなのでしょうか?
良い評判
- 値段交渉前から値段を安くしようと頑張ってくれた
- 自分たちの荷物量にあったプランを提案してくれた
- とにかく丁寧で清潔感があった
- あまり営業っぽくないのでいろいろと相談することができた
という、いわゆる営業において『好印象』を感じるような対応ばかりです。
好印象な営業を感じた人は値段にかかわらず、そのまま契約をすることが多いです。
実際に、私も引越しの見積もりをもらう時に思いますが、どうしてもはじめは『値段』重視で考えてしまいますが、何人かの営業マンと話をしていくうちにその良し悪しがわかってきます。
多少値段が高くてもしっかりとした接客をしてくれる業者か、ただ安くすればいいから接客も雑な業者。
その価値にすれば何十万~何百万もの自分たちの大切な荷物をどちらに安心して任せられるのか、ということなのです。
だからこそ、営業担当者のその会社の基準を知るためにも印象は大切なものです。
一方で悪い評判は
- 上から目線、他社の悪口ばかりいう
- 「アリさんマーク」というブランドという言葉を繰り返して、こちらにひとつも歩み寄ってくれない
- 断ったら逆ギレされて、すごい剣幕でまくしたてられた
- 当たり前のように遅刻してきて、謝罪もなし
というように、ふつうに考えたらありえないですよね。
ですが、残念ながらこういった口コミも実際には見られます。
良い評判と比べると、同じ会社とは思えないかもしれませんが全国展開している大きな会社こそ、たくさんある営業所ごとにそのスキルや対応レベルなどが変わってくるためにこのような悪い評判も聞くようになってしまうのかもしれません。
こういった営業マンのレベルの違いは、作業員のレベルにもつながってくるために、営業マンの対応があまりよくなければ安くても頼まない方が無難かもしれません。
アリさんマークの引越社の評判 作業員
次に、引越し作業員についての評判をみていきましょう。

良い評判
- 丁寧で素早く引越しをしてくれた
- てきぱきと仕事をしてくれて予定の引越し終了時間よりも早く片付いた
- リーダーのような人がしっかりと指示を出してスムーズに引越しをしていた
- ぼろぼろのたんすにも関わらず、申し訳なくなるぐらい丁寧に運んでくれた
- マンションだったのでほかの住民に迷惑にならないか心配していたけれども迅速な作業をしてくれたの問題なく引越しができた
アリさんマークの引越社は基本1人のリーダーに対して2~3人のチームで引越しを行います。
<そのリーダーを中心にして、引越しを行っていきますがそのリーダー次第によって引越しのスムーズさなどが違うようです。
なかにはリーダーが厳しく、新しく入ってきたばかりのような子にきつくなってしまうようなことも見受けられるようですが嫌に感じるようなほどではないようですよ。
逆に「大切な荷物を扱っているからこそ、しっかりと指導している」という印象に感じる場合が多いでしょう。
一方で悪い評判はというと
- 当日急に引越し時間を変更したいといわれたから無理だと伝えたら、逆ギレされた
- 作業員を3人で契約していたのに当日来たのは2人で、文句をいったら「3人いても2人いても荷物を運ぶ仕事は同じ」と言われた
- 仲よさそうなのはいいが、私語が多すぎた
- 荷物や家具などを雑に扱う
- 営業マンと約束していた内容が全く守られず、それを言ったら「そんなことは聞いてない」と確認もなにもせずに断られた
というものになっています。
作業員に関する悪い評判で多かったのが、営業と作業員との食い違いです。
営業担当者とは○○という約束をしていたにも関わらずそれが作業員へ伝達がされていないということが多く、それが結果的に悪い印象につながってしまっているようです。
こういったこともよく起きるというのがわかっているので、営業担当者と約束をするのであれば口約束にしてしまうのではなく、必ず見積書などに書いてもらうなどして形に残してもらうというのが『基本』になってきます。
私もアリさんマークの引越社でない業者ですが、同様のことがあったのでそれ以降は必ず見積書を見てわからない内容の契約であれば必ず書いてもらい印鑑または日付+担当者名まで書いてもらい、サービスしてもらう内容などがいつ誰が見てもわかるようにして、こちら側が悪いようにならないようにしています。
アリさんマークの引越社の評判 アフターケア
そして評判に関する3つ目がアフターケアに関するもの。
基本的にアフターケアは、引越しをして何かしら不備があった場合の対応になります。
なので評判の種類としても、良いものよりも悪いものの評判の割合が多くなっています。
まずは良い評判
- 引越しの際に壁に傷をつけられたけれども、すぐに対応してくれて電話での対応がとても丁寧だった
- 荷物の破損に引越し後に気づいて電話したら、丁寧に対応してくれて時間はかかったけれども補償してくれた
と引越しは人間が行うものなので、どうしても破損などは出てきてしまうものです。
そこに対していかに丁寧に迅速に行ってくれるかというのは引越し業者を選ぶ上で大切なポイントになってきます。
一方悪い評判では
- 作業員が壁を傷つけて後日電話するといわれたが全く電話が来なかったので、こちらから電話したら担当がいないの一点張りで引越し後結局傷ついたまま
- 引越しの時に机を壊されたので電話したら、経年劣化です、と現物の確認もなしで電話で断言された
- 明らかに作業員に荷物を壊されたので電話をしたら折り返すといわれた。いくら待っても折り返しはかかってこない
など対応の悪さもうかがえるような評判も見受けることができます。
これに関して、対応のスムーズさと対応の悪さが起きてしまう理由はわかりません。
ですが、私の経験上わかることとしては引越しで傷ついた壊されたというのは引越し日以降でいうと対応が遅くなります。
なので、引越し当日は大変かもしれませんが引越し作業員の動きをよく見ておくこと。
傷つけた壊したというのは見ておけばわかります。
そしてその時に指摘しないと、うやむやにされたり自分たちじゃないといわれたりすることも考えられます。
なので、破損や傷はその場でどうするかというのをしっかりと決めないといけないですよ。
まとめ
アリさんマークの引越社は、引越し業者の中でも大手ですし全体の対応をランキングなどでみても比較的高い評価がされています。
ですが、大手であればあるほど各地の営業所ごとにその接客の質は違うということは覚えておきましょう。
1回アリさんマークの引越社にお願いしてよかったから次も良いかどうかといわれると違う場合も多々あるのです。
なので、こういった評価もひとつの基準として訪問見積もりなどの機会でしっかりと自分の目で見極めましょう。
コメント
まず、見積もりから相談、引越し作業の手際などは、評価されている通り、比較的良いと思います。
見積りの時にはスーツの男性が訪問し、丁寧に聞いてくれます。段ボールも持ってきてくれました。
若干ほかの業者より高いくらいですが、高くても依頼しようと思いました。
ただ、荷物の搬送については、ちょっと後味が悪くなることがありました。
2017 年 2 月、大阪で引越しを頼んだ時、引越し後しばらくして、クリスマスツリーがなくなっていることが発覚しました。
搬出時に一度ラップをし直したため、引越し元の家から搬出された事は確認していました。
繁忙期だったこともあると思いますが、一気に荷物を運んだあと、急いでサインさせられて、それでおしまいでした。
トラックの荷台が空になっていることの確認などもありませんでした。
この会社に電話をしたのですが、確認できませんの一点張りでした。
引越しは、数百メートル程度の短距離だったので、途中で落ちていれば私たちが自転車で移動する最中に解ります。
私が推測するに、繁忙期なので質の悪いバイトを雇ってたのではないでしょうか。
郵便局での郵便物紛失と同様ですが、トラックに運び入れる前に物影に放置したか、間違いが発覚した後にどこかに捨てたのだと思います。
ツリーの大きさは 1.5M くらいなので、残っていたり、間違えて運んだりすれば、普通は分かると思います。
引越し元の家からの搬出は確認しているので、その後に「確認できない」状況に至るのが、どうにも腑に落ちません。
事務対応が悪くても、荷物をすべて届ける業者のほうが100倍マシです。
逆に、事務対応が丁寧なのに、こんなことがあるようでは、むしろ詐欺に引っかかったと考えたくもなってしまいます。
7年前、利用しました。
引っ越し当日、梱包スタッフが来ない
というハプニングがありました。
引っ越しをやめるわけにはいかないので、家族で梱包を始め、途中梱包スタッフが来ましたが、時間なんで…と中途半端に帰って行きました。1人は1時間もいなかったと。運ぶ人もちゃんと来ていなかった記憶。はじめにダンボールを持ってきてくれたお兄さんが、一人で荷物運び出しをしていました。
その対応もその後の対応もいい加減過ぎて二度と頼みません。
2019年に利用しましたが、作業ミスで新築一戸建に穴を開けられました。
そこまでは純粋なミスなので仕方ないとしましたが、その後の対応が本当に酷かったです。
当然修理はするとのことだったので、自分の建築会社に修理見積を取って25万すると言われた内容を伝えると「高額のため弊社では払えません」。
10:0で過失がある中で修理金額って加害者側が決めるんでしょうか?
担当窓口の人の口調や態度も悪く、とても自社のミスとは認識していない様子でした。
見積もりの連絡等で散々やりとりをさせられ、時間も労力も奪われた結果、修理にかかる25万に対して出る金額が3万とのこと。
怒りを通り越して呆れてしまい、もうそれでいいからさっさと送金しろと話して決着させました。
もう2度と使うことはありませんし、周りの人にもちゃんとこの事実は広めていきます。
「絶対に12時までに新居に着いていてください!」とかなり強く言われたので、12時前には自分は到着していましたが、業者とトラックが着いたのは15時すぎ。途中連絡していましたが、なかなか電話連絡がつかず、やっと繋がったら「今向かっています」とだけで謝罪の言葉はなし。
12時から3時間、昼食も取らず待ちぼうけ。
到着して段ボールを運び入れる際、段ボールを床に引きずったり、先輩らしきスタッフがもう1人に「はよせーや!」と怒鳴ったり、こちらは昼食とってなくてイライラの上、そんな言動なので文句を言いたかったですが、疲れてなにも言えず。
最終的に、炊飯器と扇風機がぶっ壊れ、弁償していただきましたが「すみません」と現場スタッフは反省しているようには思えませんでした。弁償のやり取りの際「うちが壊しましたか?」と言われ、あなたのところのスタッフが壊したって私に報告してきたんですよ??と呆れてしまいまして。炊飯器はちゃんと梱包してあってはずなので、段ボール箱ごと落としたか投げたかしたんですかね。
とても残念な思い出があります。次の引越しは、アリさんだけは無理!!と、見積依頼すらそちらには出しませんでした。