こんにちは、引越しアドバイザーのめぐみです。
引越し業者と契約した後、やっぱり違う業者に変更したくなったという経験をした人も、いるのではないでしょうか。
契約後に他の業者に変更する場合、契約した引越し業者のキャンセルをしなければいけません。
旅行をキャンセルした時などは、キャンセル時期によってはキャンセル料が発生してしまいますが、引越しの場合にはどのようになっているのでしょうか?
今回はアート引越センターの場合についてご紹介していきます。
アート引越センターのキャンセル料が発生する条件は?
引越しでは、一度契約した後でもやっぱり他業者にお願いしたい、と考えることもあります。
例えば、最初の見積もりの業者に決めたけれど、他社の訪問見積もりが入って話を聞いてみたら別の業者の方が安かった、など。
また、予約をしたものの状況が変わって引っ越しをする必要がなくなってしまう、ということもあるでしょう。
「やっぱりキャンセルしたい!」という場合、アート引越センターではキャンセル費用は絶対かかってしまうのでしょうか?
引っ越しの依頼をする場合、まずは訪問見積もりをしてもらい、そこで金額の提示があって契約する、というのが一般的。
この場合、訪問見積もりをしてもらっただけで契約まで至らなければ、当然キャンセル扱いになることはありません。
アート引越センターの引越しでキャンセル費用が発生するのは、この契約をした上で引越し日の前日から。
引越しの前日と引越し当日にキャンセルをするとキャンセル料が発生するようになるのです。
実はこれ、アート引越センターだけではなく引越し業者全体で同じルールがあります。
なぜなら引越しに関する法律で、引越しのキャンセル料が発生するのは引越し日の前日からと決められているからです。
また、キャンセル費用は契約をキャンセルする場合だけではなく日程を延期したい場合にも同様に発生します。
引っ越し契約後の変更などはいろいろありますが、引越し先の入居の予定日を間違えていたなど、契約をキャンセルするよりも日程を延期するという可能性の方が多いです。
どうしてもという事情があるかもしれませんが、その日程延期も引越し日の前日または当日になってしまうとキャンセル料がかかってきます。
前日または当日に日程を延期する場合にもキャンセル料が発生することは忘れないようにしてくださいね、
とはいえ、よっぽどのことがない限り引越しの前日や当日にキャンセルしたり日程延期したりすることはないでしょう。
引越しのキャンセル費用がかからないようにするには、早めに連絡をいれるということが大切ですよ。
前日まではキャンセル料がかからないから大丈夫、ではなく変更しなければならなくなった時点で、すぐに連絡してくださいね。
キャンセルの電話をしたら何か言われそうで怖い、と思う人もいるかもしれませんが基本的にアート引越センターのような大手の引越し業者でキャンセルしたから何か言われるということはほとんどありません。
それでも躊躇してしまうようであれば、連絡はアート引越センターの営業担当者ではなく会社の総合電話窓口に連絡をしてください。
総合電話窓口であれば、キャンセルをしたから何か言われるということはないので安心して電話ができますよ。
アート引越センターのキャンセル料はどれくらい?
キャンセルをした場合に支払うことになるキャンセル料ですが、基本的に契約時に確定している見積もりに対していくらという費用が発生します。
引越し日前日のキャンセルの場合には、見積書の運賃に対して10パーセント。
当日になると、見積書に記載の運賃に対して20パーセントがかってきます。
これはアート引越センターに限らずどの業者にもいえることです。
また、同時に引越し業者には引越し日2日前までに引越しの意思があるかどうか、見積もりの記載内容に変更がないかどうかの確認をする義務があります。
私も何回も引越しをしましたが、必ずと言っていいほど引越しの2日前には業者から日時の確認の電話がかかってきました。
2日前の時点で、万が一キャンセルや延期の予定があるのであればその時点で伝えれば料金は一切必要ありません。
逆にいえば、この2日前の連絡がない場合にはもし引越し当日にキャンセルをしたとしても引越し業者は、キャンセル料を請求することができなくなるのです。
そのため、引越し日2日前の電話があるかどうかはしっかりと確認しましょうね。
では、この決められたキャンセル料以外の料金はかからないかというと、それはその引越しの状況によります。
例えば、引っ越しに備えてオプションなどの一部サービスの提供をすでに受けてしまっている場合には、その分の料金は支払わなければいけません。
荷造りサービスを利用していたり、エアコンを取り外しているなど、当日までに行う作業がありそれが実行されていれば、それに対する対価を支払う必要がある、ということですね。
この点は注意しておきましょう。
基本的には、アート引越センターをはじめとする引越し業者のキャンセル料は、1日前は見積もり運賃の10パーセント、当日は見積もり運賃の20パーセント。
2日前以上であれば料金はかからない、ということをおぼえておいてください。
アート引越センターをキャンセル後、引越し資材はどうする?
キャンセルを考えた時や申し込もうとしているとき、もうひとつ悩むのが引越し資材です。
ダンボール無料の業者などであれば、契約後にダンボールを置いていくのが一般的。
キャンセルを考えた時には、ダンボールやガムテープなどすでに受け取ってしまっていることがほとんどです。
このダンボールですが、まだ何も使用していない状態であれば、キャンセルした時に返品することができます。
返送時に料金を請求されることもありますが、アート引越センターでは料金はかかりません。
返送の流れですが、契約のキャンセルを電話などで連絡する時にダンボールの返却方法についても必ず確認するようにしてください。
業者によっては家の前においておけば回収してくれるというところもあるので、必ず相談するようにしましょう。
ただしもう使用してしまったという場合には、買取という形になることもあります。
すでに荷造りなどで使用してしまった場合には、一度電話でどうするのか聞いてください。
買取またはそのまま返却できる場合もありますよ。
まとめ
引っ越しは急なものもありますが、何か月も前から計画することも多いもの。
引越し業者との契約をした後でも、何らかの理由で、引越しをキャンセルすることはあります。
契約した後に引越しをキャンセルする場合には、とにかく早めに連絡を入れることがキャンセル費用を発生させないための大切なポイントになります。
「何か言われるのがやだな」「キャンセルを伝えるのが気まずいな」など思うところはあるかもしれませんが、それで連絡が遅れてしまえば費用がかかって困るのは自分です。
そうならないためにも、早めの連絡を心がけましょう。
早めに連絡を入れれば、引越し業者も空いてしまった日程に別の引越しを組むことが出来るかもしれません。
だからこそ、キャンセルや日程変更が決まった時にはすぐに連絡してくださいね。
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