こんにちは、引越しアドバイザーのめぐみです。
いざ引越しをしようとなると、やはり普段からCMなどで目にすることが多い業者を思い浮かべることがほとんとですよね。
そういう意味では、アート引越センターはすぐに思い浮かべる引越し業者の代表でもあります。
サービスなども顧客満足度が高いことでも有名ですが、アート引越センターは料金が高いというイメージを持っている人も多いです。
でも本当にアート引越センターの料金は高いのでしょうか?
大手引越し業者のサカイ引越センター、そして日通と同じ条件で、引っ越し料金を比較していきましょう。
アート引越センターは本当に高いのか?~単身編~
学生の引越しや単身赴任などで利用することが多いのが、単身の引越しプランです。
3社の中では、日通が単身引越しに強いイメージがありますが料金的にはどのような違いがあるのでしょうか?
通常期の平日、同一県内程度の引っ越しの場合で比較してみましょう。
アート引越センター | 30000円~ |
サカイ引越センター | 28000円~ |
日通 | 15000円~ |
この料金はすべて、単身の引越しの中でも荷物が少ないタイプの引越し料金で比較しています。
日通は、よく知られている単身パックプラン(専用コンテナに荷物を積んで行うもの)があるので3社の中でも最安の価格になっています。
アート引越センターとサカイ引越センターは同じ条件の場合には、大体同じくらいの金額になっていますね。
ただし、サカイ引越センターでは関東圏⇔関西圏での引っ越しに限り、小口引越便という単身パックに当たるものが提供されるようになりました。
そのため、単身パック程度の荷物量であれば、日通と変わらない金額での引っ越しが可能です。
アート引越センターには現在単身パックに当たるプランがないため、日通やサカイ引越センターと比べると、アート引越センターの方が高い料金相場になっています。
とはいえ、単身引越しでは、単身パックプランのある日通ほどの安さにはなりませんが、アート引越センターもそこまで高いわけではありません。
逆に言えば、単身パックではないので、ベッドや自転車など、大きい物でも運ぶことができるという利点もあります。
そのため、単身パック1つでは入りきらない荷物の人にとってはアート引越センターでも十分安い引っ越しができるので、おすすめです。
アート引越センターは本当に高いのか?~2人編~
夫婦やカップルでの引越しが2人の引越しにあたります。
ご紹介しているプランは、荷造りや荷ほどきがセルフになっているものになります。
こちらも、同一県内、通常期、平日の条件で比較してみましょう。
アート引越センター | 40000円~ |
サカイ引越センター | 45000円~ |
日通 | 50000円~ |
2人の引越しで比べた時には3社の中でアート引越センターの料金相場が1番安い結果になりました。
日通は単身パックプランが安い、というイメージがありますが2人以上の引越しになると平均よりも料金が高くなる傾向があります。
一方、アート引越センターとサカイ引越センターはほぼほぼ互角ぐらいの料金になっていますね。
ただし、これは平均的な料金相場のため営業担当者と値引き交渉をした場合にはさらに安くなる可能性がありますよ。
また、この料金からわかるのは引越し業者ごとの特徴。
実は、日通のような宅配便兼業の業者は、通常期でもあまり料金の値引きがありません。
そのため、通常期・平日という条件の場合、引越し専業であるアート引越センターやサカイの方が安い引っ越しができる可能性が高くなるのです。
逆に、宅配便兼業の引っ越し業者では繁忙期の場合でもそれほど料金が変わらないというメリットもあるので、その点は覚えておくと良いですね。
アート引越センターは本当に高いのか?~家族編~
家族編ですが、料金の表示は3人以上の家族を想定しています。
家族人数が5人以上になると荷物量が増えてトラックの大きさも大きくなることがほとんどなので、+20000~40000円ぐらいになることは覚えておいてくださいね
アート引越センター | 55000円~ |
サカイ引越センター | 65000円~ |
日通 | 65000円~ |
この条件での比較でも、アート引越センターの料金が1番安いという結果になりました。
高い高いといわれているアート引越センターですが、実際に他社の料金と比較してみると、すごく高いというわけではないのです。
大切な荷物の多い家族引越しでは、そういった意味でもアート引越センターは頼りになる業者と言えます。
まとめ
今回比較している金額は、すべて通常期つまり3~4月の忙しい時期以外の料金となります。
もし、繁忙期の3~4月に引越しをしたい場合には、記載の金額+10000~40000円、時期や荷物量によっては倍以上になることは覚悟しておいてください。
今回紹介してきたように、アート引越センターは、他の業者と比べた時に実際はそこまで高い料金とはいえません。
荷物の少ない単身者の倍、日通のように単身プランが得意な業者と比較するとかなり料金差が開きますが、そうでない場合には他の業者とほとんど変わらないのです。
ただし、他業者よりも営業担当者との交渉で料金の値引き幅が少ないことが多いです。
逆に今回比較したサカイ引越センターは、特に営業担当者の人との交渉によってかなり見積もりを安くすることもできます。
そういった業者もいるため、見積もりだけの金額であればそこまで高くないですが交渉などの結果の最終料金が他の業者よりも高いと感じてしまうのかもしれません。
とはいえ、質の良いアート引越センターなので満足度の高い引越しができることは期待できます。
アート引越センターも営業担当者によっては交渉で割引をしてくれることもあるので、根気強く営業担当者と交渉してみてくださいね。
また、アート引っ越しセンターを安く利用するには、いろいろな割引を上手に使うことも必要です。
コメント