
こんにちは。引越しアドバイザーのめぐみです。
引越しをする際には、家の中の荷物をダンボールに入れて、荷造りをする必要があります。
洋服ダンスや本棚など、持っていく家具などは基本的に空にして、ダンボールに詰めるように言われますが、では冷蔵庫の中身はどうするのでしょうか。
食材だけでなく使いかけの調味料などもあると処分するのも難しいですし、ダンボールに入れるにもなかなか大変そうですよね。
では、引越しの際の冷蔵庫の中身をどうすればよいのか、対応方法を紹介しましょう。
冷蔵庫の中身は入れたままではダメなの?

引越しの際の冷蔵庫の中身、片づけるのは本当に面倒ですよね。
入れたままではダメなのかな、と考えたことがある人もいると思います。
引越し先でもどうせそのまま使うんだし・・・と言いたくなりますが、入れたままにするのはNG。
引越し業者が冷蔵庫を運ぶ際、基本的には立てた状態のまま運びますが、必ずまっすぐ立てた状態になっているかどうかは運ぶ際の状況によります。
真横になる、ということはほとんどありませんが、運搬中に斜めになるくらいのことは容易に考えられるでしょう。
また、何らかのトラブルによって冷蔵庫が倒れてしまうという可能性もゼロではありません。
そんな状態の時、中身を入れたままだったとしたら・・・どうなるかわかりますよね。
中身がこぼれたり、割れたりなどすると冷蔵庫の今後の使用にも影響が出る可能性があります。
また、冷蔵庫自体かなりの重量がありますが、ここに中身の重さまで加わると、引越し業者の運搬に支障が出てしまうかもしれません。
引越し前に、必ず冷蔵庫の中身は空にしておきましょう。
冷蔵庫の中身の処分方法は?

基本的に。冷蔵庫は引越し日の前日に電源を落としておかなければいけません。
私も毎回必ず、中身は前日までに空の状態にし、電源を落としています。
冷蔵庫の電源を落とすためには、それまでに冷蔵庫の中身を空にする必要がありますが、その方法を見ていきましょう。
冷蔵庫の中身の処分方法1 調味料や食材は料理などになるべく使用する
冷蔵庫の中身の片づけとしては、まず「なるべく使ってしまう」というのが大前提です。
引越し日が決まったら、その前日までになるべく使い切ってしまいましょう。
引越し1~2週間前くらいには今後のメニューなども考えて、買うものを控えるなどしておくと良いですね。
食材などを購入するとその分ゴミも出ますので、引越しが近くなって苦労することもあります。
食材などは特に早めに使い切るのがおすすめです。
冷蔵庫の中身の処分方法2 残り少ないものは廃棄する
調味料などを冷蔵庫に入れている場合、残りがほとんどないような場合には、引越し前に廃棄してしまいましょう。
新居では新しい物を購入するようにすれば、荷造りの手間も省けます。
前のゴミの分別回収のカレンダーなどを確認し、プラスチックや瓶、缶など、その容器の回収日に合わせて、廃棄してしまいましょう。
特に液体の物などは、なるべく捨てておいた方が、運搬中の汚損が防げるので安心です。
冷蔵庫の中身の処分方法3 クーラーボックスで運搬する
引越し前日になっても、どうしても処分がしきれず、中身が残ってしまうこともあるでしょう。
その場合には、どうやって引越し先へ持っていくかを考えなければいけません。
その方法の一つが、クーラーボックスでの運搬。

自宅にクーラーボックスがある場合は、保冷剤を入れて、そこに中身を入れてしまいましょう。
私もよくこの方法を使っていますが、ある程度の量の保冷剤があれば、特に問題はありません。
冷凍品などを長時間保管するのは難しいですが、冷蔵品や調味料などであれば大丈夫です。
冷蔵庫の中身の処分方法4 クール宅急便で引越し先へ送る
残りが少なければよいのですが、そうでない場合、処分してしまうのは少しもったいないですよね。
そんなときに利用できるのがクール便。
ダンボールに保冷剤と送りたい品物を詰め、前日の夜などにクール便で新居宛てに送ってしまいます。
クール便では時間指定が可能ですので、夕方や夜間にしておけば、翌日の夕方などに受け取ることが可能です。
だし、液体の物などは輸送中にこぼれてしまうこともあるので、注意が必要。
物によっては中身がわかる状態で梱包しておき、引越し業者に運んでもらいましょう。
まとめ
冷蔵庫の中身の片づけは、計画的に行う必要があります。
引越しが近づいてきたら、一度冷蔵庫の中身を確認し、引越しまでのスケジュールを考えて、中身の処分を進めていきましょう。
今回はいろいろな方法を紹介しましたが、クーラーボックスやクール便などで引越し先に持っていくのは、最小限にとどめておくのがおすすめ。
不要なものは引越しを機に、なるべく処分してくださいね。
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