引越しの挨拶状を書くときの3つのポイント~文例付き~

こんにちは、引越しアドバイザーのめぐみです。

結婚して新しい新居に引越したり、家族が増えて一軒家やマンションを購入して引越したりする場合、知り合いやお世話になっている方へ転居のお知らせとして挨拶状を出しますよね。

ハガキ

とはいえ、昨今は暑中見舞いや近況の手紙を出す習慣はどんどんなくなってきているからこそ、転居の挨拶状ってどうやって書けばいいか文面が思いつかない・・・と戸惑ってしまうことも多いと思います。

でも逆に、転居の挨拶状がしっかりと出すことが出来れば、出した方たちから「しっかりしているな」と思ってもらえるはず。

しっかりと転居の挨拶状を出すために、守るべきポイントと文例をご紹介していきますね。

ポイント1 挨拶状を出す時期

まず、転居の挨拶状を出す際にポイントになってくるのが「挨拶状を出す時期」です。

自宅にプリンターがある場合でも、準備まである程度時間がかかるので、挨拶状を出すべき時期を知っておくのは大切ですよね。

では、それくらいの時期に出すのがいいのでしょうか?

挨拶状を出すのは、引越しをしてから1か月以内が基本です。

1か月もあるなら、絶対大丈夫。

と思ってしまいがちですが、引っ越し後は何かと忙しいです。

諸々の手続きをしたり、ご近所へ挨拶をしたり、また荷解きも引っ越し後の作業のひとつですよね。

そんなことをしているうちに、1か月なんてあっという間です。

だからこそ事前に文章などを決めておいて、あとは印刷してポストに入れるだけぐらいにしておくと便利ですよ。

ちなみに、自宅にプリンターがない場合には写真屋さんで挨拶状を作成してくれるので、そこでお願いするのもひとつです。

ポイント2 誰に出す?

では、肝心の挨拶状ですが、お付き合いの中でどの範囲にまで出せば失礼がないでしょうか?

これは正直、個人によってもかなり変わってくるところですが、私が思うに年賀状のやり取りをする人には絶対的に知らせる、ということです。

毎年のように年賀状を出し合っている人が、突然住所が変わって届かなくなってしまうと送った方としてはなんだか寂しい気分になりますよね。

だからこそ、年賀状のやり取りをしている人には挨拶状は用意しましょう。

また、お歳暮やお中元を贈ったりもらったりしている人にも送りましょう。

これも住所のやり取りをしている間柄なので、必須です。

そして、これは私個人のおすすめですが、子供がいるファミリーで市外以上に引越す場合には、それまでに仲良くした子供のお友達のお宅にも引越しの挨拶状を送るようにしています。

もちろんママ友同士、年賀状のやり取りはしていませんでしたが、引越しを機に会えなくなってしまう子供のことを考えると、年賀状というきっかけで1年に1回は必ず挨拶できればいいなと思って、挨拶状を送るようにしています。

実際私も子供の頃、幼馴染のように一緒に育ったお友達と引越しがきっかけで離ればなれになってしまった時、母がそのように年賀状を出し合う仲にしておいてくれたので、今でも仲の良い友人のひとりです。

そんなことを母に感謝しているので、私も子供には同じようなことをしています。

ぜひお子さんがいるパパやママはそういうのをやってあげてもいいかもしれないですよ?

ポイント3 文章構成

そして一番気になるのが、挨拶状の文章構成ですよね?

特に今まで書いたことがない!という人は、どんな文章を書けばいいかすらわからないかもしれません。

挨拶状の文章構成の基本は、

タイトル

時候の挨拶

引越しの報告(理由もあわせて)

新居について

来訪のお願い

日付

新居の住所と電話番号

家族の名前

です。

これだけ見ると、なんだか難しそう、と思ってしまうかもしれませんがそんなことはありません。

次に文例で詳しくご説明していきます。

挨拶状文例

では、挨拶状を文例を見ながら先ほどご説明した、文章構成に照らし合わせて考えていきましょう。

引越しのお知らせ

(タイトルです。親しい人へ送る場合には、「引越しました!」でもいいですよ。)

拝啓 △△の季節となりましたが皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。

(これが時候の挨拶になります。△の部分には、挨拶状を出す月に合わせた時候の言葉を入れるようにしましょう。例:4月→陽春 5月→新緑)

さて、突然ですが、子供がまもなく小学生になるこの機会に××へ引越しました。

(これが引越しの報告です。子供が小学生になるというような理由を添えると自然になります。ただし、この引越しの理由が自慢のようになり、失礼にあたらないように注意が必要です!マイホームを新築した、などは自慢になるので表現に気を付けましょう。もし、マイホームを建てたという場合には、××へささやかな家を建てたので引越しました、という表現にしましょう。)

自然が豊かで、新鮮でおいしい野菜がたくさん採れる場所です。

(これが新居の説明になります。具体的に、○○駅から徒歩△分のような書き方もOKです。)

お近くにお寄りの際には、是非一度遊びにいらしてください。

(来訪をお願いする言葉です。来てほしい場合でも来てほしくない場合でも社交辞令として必要な一文なので必ず入れてくださいね。)

敬具
平成○年 ○月○日

新住所

〒△△‐△△

○○県○○市○○1-2-3

電話番号

○○○○○○○○○

名前 ×× ××

(家族がいれば、同居する家族全員の名前を書きます。)

まとめ

スマホが普及し、なんでもスマホの時代になってしまったのでハガキや手紙を出す習慣もどんどんなくなりかけていますが、そんな中だからこそしっかりと挨拶状を出せる人は、しっかりした人と思ってもらえます。

ただ、出す人が多くても少なくても引越し後にやろうとすると他のことに捉われてなかなか手が付けられなくなってしまうので、引越し前に出す人のリストアップと住所リストの作成と、文章の作成を事前に行っておくようにしましょうね。

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