なぜ引越しの挨拶の粗品にのしが必要?書き方のポイントまとめ!

こんにちは、引越しアドバイザーのめぐみです。

引越しをした時、ご近所へ引越しの挨拶ってしていますか?

昔なら当たり前のようなマナーだったのに、最近では引越しの挨拶をしないという人も増えています。

増えているとはいっても、一人暮らしの人が圧倒的で一人暮らしではない人は引越しの挨拶をしっかりしている場合が多いです。

家族が出来て子供が出来れば、ご近所に迷惑をかけるようなこともあるからこそしっかりと挨拶をするようになるのかもしれないですね。

でも、一人暮らしの時は全くして挨拶していなかったのに家族になったら急に挨拶するようになったとしても、今までやったことがないのでは気がひけますし、そのマナーすら知りません。

引越しの挨拶はどうするの?どんな時間にいけばいいの?粗品はどんな品物を持っていくべき?などです。

その中でも、みなさんが気にしてよく質問に上がるのがのしの有無です。

そもそものしのことすら知らない若い人も増えてきているからこそ、のしについて知っておくことは大切ですね。

引越し挨拶におけるのしの意味は?

そもそものしとはいったい何?

結婚式の引出物などに包装紙の上に巻いてあって、名前が書いてあるものをイメージできますか?

まさにあれが「のし」です。

正しくは、のし紙と言います。

のし紙の右上にプリントされている模様のようなものが正確には「のし」と言います。

のしの歴史は古く、もともとは中国の秦の始皇帝の時代。

始皇帝が、不老長寿の薬を探させたところそれがアワビでした。そう、高級食材のアワビです。

長寿の象徴=アワビになり、お祝いの席では必ず用意されるものとなりました。

そしてアワビをの(熨)して干したものをお祝いの席に持参するようになったことから、のし(熨斗)アワビとしてお祝いの席には欠かせないものになったのです。

それが段々と簡略化され今では、コピー用紙ののし紙のように簡易的になっている場合も多いです。のし紙の右上に印刷されているのしは、実はアワビをかたどったものなのですね。

最近では、ご祝儀袋や結び切りの水引のことをのしと思っている人も増えていますが、そうではないということを知っておきましょうね。

引越しの挨拶の粗品にのしは必要?

のし=改まった贈り物につける、と思っていませんか?

その考えは間違いで、のしは慶事つまりお祝いごとの時だけに使われるものです。

だからこそお葬式の品物などにはのしはつけられていないですよね?

では引越しの場合はどうでしょうか?

引越しは一般的に慶事として考えられるために、引越しの挨拶の粗品にのしをつけるのは正しいマナーです。

引越しのお祝いとして、また改まって贈るという意味でも引越しの挨拶の粗品にはのしがあった方がいいのです。

そして、私はそれ以上に引越しのギフトにのしは必要だと思っています。

というのも、例えば仕事で初めて会った人にどういう挨拶をしますか?

挨拶だけではなく名刺を渡して、自分の名前を覚えてもらうようにしますよね。

引越しの挨拶も私は同じだと思います。

あの家に新しく引越してきたんだ、だけではなく出来れば自分の名前を覚えてもらいたいものですよね。

そういう意味で、のしは自分の名刺代わりになります。

それもギフトを渡した家族全員が自分の名前を知ってくれるきっかけになるからこそ、のしをつけた方が良いのです。

一軒家ならまだしも、アパートやマンションでは自分の家に表札を出していない人って増えてきていますよね。

何か伝えたいことや連絡したいことがあるときに名前がわからないとなるとちょっと話しにくい、けど表札じゃわからない。

そういった時に挨拶でしっかりとのしをつけて、何号室の誰々と自分の名前を覚えてもらうことでお互いに困ることが減ると思っています。

そういった意味でも、引越しの粗品にはのしが必要なのです。

引越し挨拶におけるのしの注意点

いざ引越しの粗品を用意しよう、のしは・・・

と、実際のしの種類が意外に多かったり自分で書かなければいけなかったりすることがあると、焦ることありますよね。

では引越しの粗品につけるのしについての注意点をチェックしていきましょう。

まずのしには、外のしと内のしがあります。

外のしとは、品物の包装紙の上からつけてもらうもの。つまりもらった瞬間のしが見えるものです

逆に内のしは、品物の上にのしを付けて更にその上から包装をするもの。つまり、包装の下に隠れて包装紙をあけるまではのしは見えないという形です。

引越しの挨拶で持っていく粗品には、外のしにします。

一目で、名前がわかるものが一番ですし、内のしは基本内祝いなどに使われるものなので、引越しの挨拶の粗品には外のしが最適なのです。

また、のしの書き方。

これは購入したお店でプリントされることが多いので、実際自分で書かなければいけない状況になった時に困ってしまうのがこののしの書き方なのです。

引越しののしの書き方で、まず水引部分より上には「ご挨拶/御挨拶」というように書いてください。

そして水引より下には名前です。結婚式のご祝儀袋には家族や夫婦の連名で名前を載せることもありますが、基本的に引越しの時には名字のみですOKです。

「子供がいることが分かった方が丁寧だからのしにフルネーム入れた方がいいのでは?」と考える方が中にはいるようですが、子供がいることを伝えたいのであればご挨拶の時に言葉として伝える、または子供も挨拶に連れていくという方法があります。

そうすれば、相手方も子供がいることはわかってくれるのでのしにフルネームを載せる必要はないのです。

こういった注意点に気を付けながら、引越しの挨拶の粗品に正しくのしをつけるようにしましょうね。

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