こんにちは、引越しアドバイザーのめぐみです。
稼げるアルバイトのひとつに、引っ越しのアルバイトがあります。
女性が選ぶことは少ないかもしれませんが、時給が高いということもあって私が大学生の時は、まわりの男性たちがよく引っ越しのアルバイトを経験していました。
特に引っ越しが忙しくなる3~4月は、人手が足りないということもあり、お給料面で好待遇でバイトをすることも出来るので高校生や大学生の時に短期バイトとして経験した人も多いです。
引っ越しのアルバイトは時給が高いというメリットがありますが、一方できついバイトのひとつといわれることがあります。
このきつさを知った上で働くか、知らないで働くかは働き始めた時に精神的に違います。
引っ越しバイトのきつい3つのポイントについてご紹介していきます。
引っ越しバイトのきついポイント1 とにかく体力勝負!
これは、誰しもがわかっていることだと思いますが 引っ越しのバイトはとにかく体力が必要です。
自分の体重の倍以上はあるような家具や家電を運ぶのはもちろんですし、小さなダンボールでも何往復もして運ばなければいけません。
ダンボールといっても、小さいながらそれなりの重みはあるからこそ、体力が必須なバイトです。
もちろん、ただ荷物を運ぶだけではありません。
引っ越しのために訪問した家が、必ずしも1階なわけでもないし、下手をすれば4~5階の部屋なのにエレベーターがないということもあります。
そうなれば、必然的に何十という階段を何十往復もしなければいけないのです。
そして、体力が必要なポイントがもうひとつ。
それは、 時間です。
引っ越しも時間をたくさんかければ、体力も大幅に使うことはないですが引っ越しにかけられる時間は決まっています。
その荷物の量にもよりますが、大体1時間半~2時間半ぐらいで荷物を運びきらなければいけないのです。
エレベーターがない場合には、階段ものぼる時は走らなければいけなくなるわけです。
さらに大変なのは、その 引越し作業が1日に何回もあるということ。
引っ越しの内容にもよりますが、朝一で荷物をトラック積んで数時間移動してお昼ぐらいには荷卸しをする。
また夕方から同じ作業をする、となると1日に何度も荷物を運ぶことになるわけなのです。
実際、私の弟が短期で引っ越しのアルバイトをしていたことがありました。
ずっと運動をやってきていたタイプだったので、体力に自信あり!とアルバイトに行きましたが、帰ってきたら疲れすぎて何も話さなくなるほどでした。
男性で体力があると思っている人でも陸上部の人などのように脚力がないと相当疲れてしまうほどに、体力が必要な引っ越しアルバイトだからこそ、『きつい』といわれるのです。
引っ越しバイトのきついポイント2 上下関係の厳しさ!
引っ越しバイトのきついポイントの2つ目は、引っ越しバイトの人間関係です。
引っ越しは、数人でチームとなり引っ越し作業を行います。
荷物の量に応じてチームの人数は違いますが、3~4人ぐらいのチームで作業をしていることが多いです。
その中には、リーダーとなる人がいてその人の指示のもと引っ越し作業をすることがほとんど。
リーダーの人は、引越し会社の社員の場合もあれば引っ越し作業の経験が多い先輩のバイトの場合もあります。
全ての会社がそう、というわけではないですが 全体的に体育会系のところが多く、先輩と後輩の上下関係が厳しい場合が多いです。
引っ越しバイトに関しては、ネットで検索するとそのバイト先で実際に働いた人の体験談などを見ることができます。
その中でも、「上下関係が厳しい」「体育会系」などと評判を書き込んでいる人も多いです。
また、働く引越し会社によっても違いますが、チームのリーダーに引越し作業が一任されている場合と完全に会社のマニュアルのようなものに沿って行う場合があります。
後者の場合であればマニュアル通りの作業をこなせばいいのですが、前者の場合には リーダー次第のため、リーダーによってかなり厳しくなることもあります。
実際、私が引越しをした時にやってきた引越し業者の人たちの中にもリーダーのような人がいました。
私、つまりお客さんには丁寧に説明などをしていましたが、作業を始めた途端人が変わったように他の作業スタッフたちにずっと怒鳴りながら作業をしていました。
特に一番新人っぽい作業スタッフに対しては、先輩とみられる人がまるで罵声とも思えるようなことも言いながら作業をしていたのを、今でも覚えています。
もちろん、こういうやり方でやる気が出て仕事を頑張れるという人もいますが、こういうのに慣れていない場合には体力だけではなく精神的にもバイトをするのが大変になります。
特に、人間関係については事前にネットなどで評判をチェックしておくようにしておいてくださいね。
引っ越しバイトのきついポイント3 残業もある!
引っ越しバイトのきついポイントの最後が、 終わる時間が読めない、ということ。
コンビニやホテル清掃などといった普通のバイトは時給なので○時~○時まで予め決められていて、その時間内で仕事をしますよね。
ですが、引っ越しバイトの場合はちょっと違います。
引っ越し作業や移動などによって、終わる予定の時間から大幅に変わることもあるのです。
終わり時間が18時を予定したけれども、実際に終わったのは20時だったという時間の延長もよくあることなのです。
毎回毎回、バイトの終わる時間が読めないからこそバイト後に何か予定をいれるということがなかなかできません。
プライベートが忙しい人にとっては、結構きついですよね。
さらに、きつい作業ほど「○時に終わる!」という目標で頑張れることってよくありますが、 終わり時間が見えないと作業が果てしないもののように感じるので、精神的にもつらいところがあります。
特に引っ越しの繁忙期である3~4月にかけては、とにかくたくさんの件数をこなさなければいけないために、残業で遅くなるということが多く起きます。
まとめ
引っ越しバイトのきつさは、体力だけと思われることも多いですが、それだけではありません。
一緒に働く人たちとの関係性もそうですし、働く時間においてもきついと感じるポイントがあります。
さらに、引越し会社によっては事前に研修を受けて技術もしっかりと身につけないと時給が高くならないという場合もありますし、サービス業なのでつらくてもお客さんに対してつらいというのを出さないようにしなければいけないのです。
高いお給料の代わりにこういったつらさがある仕事だからこそ、しっかりと作業ができるようになればやりがいも感じられると思います。
ただ、きつさを知らずに働けば短期バイトで入ったとしても数回でやめてしまうことも多いからこそ、引っ越しバイトのきつさについて理解しておきましょうね。
コメント
引越し屋のバイト
辞めた方がいいかな…。