こんにちは、引越しアドバイザーのめぐみです。
一人暮らしでの引っ越しでは、業者に頼むこともありますが、距離がそこまで遠くない引っ越しであれば自分でトラックを借りて引っ越しをすることも多いはずです。
その場合、荷物を運ぶためのダンボールは自分で用意しなければいけませんよね。
引っ越しに使えるようなダンボールは、頑丈でいて比較的大きいものでなければいけません。
そうなってくると、どれくらいの枚数を探しに行けば、または購入すればいいのか悩むと思います。
では、一人暮らしの引っ越しではダンボールがどれくらいの枚数が必要なのでしょうか?
また、同じ一人暮らしでも間取りによって荷物量が変わってくるため間取り別にもご紹介していきます。
一人暮らしの引っ越しダンボール数の目安個数は?女性の場合は?
まず知っておきたいのが、一人暮らしの場合平均的にどれくらいのダンボールを使って荷造りをするのかということ。
一人暮らしのダンボールの平均使用枚数は、10~15枚です。
実家から出て初めて一人暮らしをする場合であれば、もともとの荷物も少ないので10枚ぐらいでも十分な枚数になります。
ですが、 すでに一人暮らしをしている場合での単身引越しであれば荷物が多いことがほとんどです。
このようなケースでは、15~20枚を目安として考えておくようにしてくださいね。
ちなみに、一般的に男性よりも女性の方が自宅の荷物が多いもの。
そのため、女性の一人暮らしの引っ越しであればダンボールは少し多めを見積もっておくとよいですよ。
単身パックの場合、引越しダンボール数は?無料・有料の業者まとめ!
一人暮らしの引っ越しの場合、単身パックを利用するという人も多いと思います。
というのも、単身パックはその他のプランよりも断然安いというのが魅力。
一人暮らしの引っ越しの平均的な料金は3~6万円ですが、単身パックの場合最安値で1万円台のものもあるほどです。
この単身パックではコンテナやカーゴに入れて荷物を運ぶため、1つのコンテナに積み込むことができる荷物の量はかなり制限されます。
例えば、こちらはクロネコヤマトの単身引越サービスで1つのボックスに積むことができる荷物の例です。
もちろん業者によってボックスのサイズも異なりますし、プランによっても入れられる荷物の量は違います。
しかし、一般的なサイズのボックスの場合、冷蔵庫や衣装ケースなど最低限の家具、家電と合わせて入れることができるダンボールは10~15個程度が目安と見ておけば良いでしょう。
また、 る時、単身パックはほとんどの場合ダンボールが有料です。
安さが魅力の単身パックですが、安い分通常引っ越しプランを頼むとついてくるダンボールやガムテープがつかなくなってしまうんですね。
ですが、単身パックはすべてダンボールなどの梱包資材がつかないわけではなく、業者やプランなどによって無料のケースと有料のケースがあります。
大手の中で単身パックを提供しているのは、以下の4社です。
まずクロネコヤマトに関して言うと、単身パック利用の場合にはダンボールはついてきません。
クロネコヤマトの場合には、別途単身用資材パックというものが販売されています。
ふとん袋・ダンボール中サイズと小サイズあわせて10枚、その他ペンやエアーキャップ、クラフトテープなどが入っていて、値段は税抜き3200円です。
そして、日通の場合は、単身パックの中の一部のプランのみ、梱包資材がついています。
日通の単身パックの中でダンボールが無料でもらえるのは単身パック当日便。
作業開始から終了まで4時間以内など限られた条件でのみ利用できるプランですが、このプランの場合にはダンボールやハンガーボックスなどの梱包資材が提供されます。
それ以外の単身パックでは、ダンボールは有料となりますので注意してくださいね。
日通のダンボールは、資材セットとして販売されていて値段は税抜き2800円。
内容は、中サイズと小サイズのダンボールが10枚とクラフトテープ、ふとん袋になっています。
そして、佐川急便の単身パックにあたるのはカーゴプラン。
実は、佐川急便では利用するプランに関わらずダンボールは無料です。
そのため、カーゴプランの利用であっても、ダンボールは提供されるので、便利ですね。
最後に、サカイ引越センターの単身パックにあたるのは小口引越便ですが、こちらもダンボールなどの梱包資材は有料。
サカイ引越センターでは、以下の3パックの梱包資材が提供されています。
ダンボール大5、ダンボール小5、ガムテープ1、布団袋1 3,240円(税込)
ダンボール大5、ダンボール小5、食器包装紙100、エアキャップ10m、ハンガーボックス1、ガムテープ1、布団袋2 6,480円(税込)
ダンボール大10、ダンボール小10、ガムテープ1、布団袋1 5,400円(税込)
有料とは言え種類が複数あるので、自分が必要な物を選べるのはありがたいですね。
紹介してきたように、単身パックでは一部の例外を除き、ダンボールは有料になることが一般的なので注意が必要です。
ちなみに単身パック利用ではダンボールが有料になる業者でも、訪問見積もりなどで料金を決定するプランを利用した場合には、ダンボールは無料のケースが多いので、安心してください。
もちろん、単身パックの場合、引越し料金が安くなるので、こういった資材セットを購入しても単身プランを利用するよりも料金が安くなる場合もあるかもしれません。
また、引越し業者で販売しているダンボールには大きさが揃っているという利点もあります。
単身パックのように利用できる空間が限られる場合には、ダンボールの大きさが揃っていた方が、きっちり荷物を積み込めるので便利。
その点も考慮して、ダンボールについては準備をしておくことが大切です。
このようにダンボールについては条件が異なるので、引っ越し業者やプランを決める前にはダンボールが無料か有料かを必ずチェックしておきましょう。
引越先の間取り別に必要なダンボール数の目安個数は?
実家からの一人暮らしの場合は、引越し先で新しい物を買い揃えるという場合が多いでしょう。
そのため、ここまででご紹介した通り一人暮らしの平均であるダンボール枚数を用意しておけばまず足りないということはないと思います。
ですが、すでに一人暮らしをしている場合の単身引っ越しの場合、必ずしも一人暮らしだからと言ってダンボールの枚数が20枚におさまるかというとそうではありません。
その理由は同じ一人暮らしでも、 住んでいる家の間取りによっても荷物の量が変わってくるため。
一人暮らしでも2部屋あるような家に住んでいる場合もありますし、そうなると必然的に荷物も増えてしまいます。
服の多い女性などはあえて2部屋ある家に住んで、1部屋をクローゼット代わりにしていることもあるほど。
そのため、間取りの違いによる必要ダンボール数も知っておくようにしましょう。
間取り | 必要なダンボール数 |
---|---|
1R | 10~15枚 |
1DK | 20~30枚 |
1LDK~2DK | 40~60枚 |
2LDK~3DK | 50~80枚 |
となっています。
一人暮らしで2LDK以上に住んでいる人はそう多くはないですが、1LDKぐらいに住んでいる人は多いです。
そうすると、必要なダンボール枚数は想定していた枚数の2~2.5倍ほどになってくるのです。
私も過去には、単身で2DKに住んでいた時期もありましたが、その時の引越しのダンボールの数は30箱以上にもなりました。
部屋が広いと、思いのほか荷物が増えてしまうものなんですね。
そのため、 一人暮らしをすでにしている場合での単身引っ越しであれば、一人暮らしの目安のダンボール数よりは間取りの違いによるダンボール数を目安にするようにしてくださいね。
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