こんにちは、引越しアドバイザーのめぐみです。
引越し先が決まると次にするのは引越し業者の手配ですよね。
引越し業者には何社かにお願いして見積もりをとります。
何社かの見積もりを比較して、引越し料金を安くするという交渉の仕方もありますが、実は引越しの見積もりをとる前に4つの準備をしておくと引越し費用の見積もりを安くすることが出来るんです。
見積もり前の準備とはどういったことをすればよいのでしょうか?
引越し費用の見積もりを更に安くする事前準備1 引越しの日程決め
引越し業者が見積もりのために自宅に来たときにまず聞かれるのは、『いつ』引越しをするのかということです。
それは選ぶ日程によって、見積もりの料金が変わるからです。
この時、引越しをしたい日程が曖昧だと引越し料金を高くされる可能性があります。
引越し業者の営業マンは、交渉すれば契約のために見積もりを安くしてくれますが大前提として出来れば値引きせずに契約したいという思いがあります。
日程の中には人気のある日とそうでない日があって、人気のある日は料金が高くても人が集まりますがそうでない日は人はなかなか集まりません。
通常は人の集まらない人気のない日は、見積もりを安くすることで契約してもらうという交渉になりますが、それを知らない上に日程が曖昧だと、営業マンの誘導で人気のない日に決められて、かつ値段も割引にしてもらえなくなってしまうのです。
だからこそ、あらかじめ人気のある日とそうでない日をチェックした上で、大体この日またはこの日というように引越しをしたい日を決めておくようにしてください。
ちなみに、さらに見積もりを安く交渉するために、最初に見積もりをお願いする日程をあえて人気のある日にします。
そのまま見積もりを出してもらいますが、もちろん高いはず。そこで「日程を変えれば安くなりますか?」と聞いたうえで、安くなる日程を選び見積もりを安くしてもらうのです。
人気があるのは3~4月・9~10月、土日祝日、大安友引、月末です。
一方人気がないのは、上記の月以外、平日、仏滅、月初~月中となります。
特に同じ月の中で日程を選ぶ場合には、土日祝日の大安友引が断然人気のため、平日で仏滅の日が人気がないと覚えておいてくださいね。
引越し費用の見積もりを更に安くする事前準備2 世帯人数・時期・距離別の相場チェック
次にしておきたい準備のひとつが、引越し費用の相場のチェックです。
ネットなどで調べると、引越しをする人数・時期・距離別で相場を知ることができます。
まずは引越しをする人数はどれくらいなのか、ということ。
引越しの料金は、その運搬する荷物量によって違うので自分の荷物量の相場を知らなければいけません。
ただ荷物量というのは素人目ではちゃんとした計算が出来ないことが多いのです。
引越しの荷物量は、引越しをする人数に比例するものなので、引越しをする人数の相場の料金を調べておきましょう。
単身でも、荷物が多い場合と少ない場合、家族でも2人なのか3人なのかによって荷物の料金が変わりますよ。
次に引越しの時期です。
引越しにおいて時期は大切で、繁忙期と閑散期によって引越し料金は全然違います。
その料金の差は、単身引越しぐらいであれば2~3万ほどの違いで済みますが、世帯人数が増えれば5~8万ぐらいの違いになることもあるのです。
閑散期だとこれぐらいの相場、繁忙期だとこれぐらいの相場というように相場を確認しておいてくださいね。
ちなみに、繁忙期は3~4月、9~10月
閑散期は、基本繁忙期以外と考えておいてくださいね。
また、荷物を運ぶ距離によっても違うので、大体どれくらいの距離の移動があるのかということを調べておきましょう。
10~15キロ、~50キロ、~100キロ、~200キロぐらいで料金が変わることが多いので、自分の引越しがどこに該当するのかチェックしておきましょう。
この引越しをする人数・時期・距離の3点についての相場をあらかじめ調べておくことで、実際に見積もりをもらったときに営業マンの言葉ではなく、自分の判断で安いのか高いのかわかるのでその場で営業マンに押し切られてしまうということもなくなりますよ。
引越し費用の見積もりを更に安くする事前準備3 引越し会社の相場とサービスをチェック
引越し費用の見積もりをもらうとき、数ある引越し業者の中からいくつから会社をピックアップして見積もりをもらうと思います。
その時に、見積もりをもらう引越し会社の引越し費用の相場とサービスについても事前に確認しておきましょう。
引越し料金の平均的な相場というものはありますが、それぞれの会社によってもその相場には違いがあります。
大手の引越し会社と地元密着の引越し会社では、見積もりに差が出ることも結構あります。
なので、自分が見積もりをもらう会社がどれくらいの相場なのかということをチェックしておくようにしましょう。
また、その会社が扱っているサービスについても確認しておきます。
例えば、アート引越センターでは、引越し作業を女性スタッフだけでしてくれる女性向けのレディースプランなどがあります。
また、日通やヤマトでは単身向けの単身パックがあります。
その他、エアコンの取り付けなどをやってくれるかなどのオプションサービスの違いもあるので事前にそういったサービスについて知っておくと、営業マンの話に流されるままではなく自分の判断で決めることができますよね。
見積もりをもらう業者は大体2~3社ぐらいなので、見積もりをもらう前にはそれぞれの会社の相場とサービスについてホームページで公開されている内容やクチコミサイトなどを見て確認しておいてくださいね。
引越し費用の見積もりを更に安くする事前準備4 不用品の処分
引越し費用の見積もりをもらう前の準備として、不用品の処分も大切になってきます。
なんで?と思うかもしれませんが、不用品の処分は引越しの荷物量に関わってきます。
私も経験がありますが、訪問見積もりに来るということで見えるところだけ片付けて、見えないところに不用品があったのですが、そこは大丈夫だと言ってみてもらいませんでした。
当たり前ですが、そうすれば計算した荷物量と違いが出てきて引越し当日に荷物が予定より多いなんてことになりかねません。
追加の荷物はその日に追加料金を取られることも多く、その追加料金も高く設定されているので結果的に高い料金を払わなければいけなくなってしまうのです。
しっかりと訪問見積もりで荷物量を計算してもらうためにも、見えるところだけではなく見えないところもしっかりとお掃除をしておきましょう。
もちろん事前に片付けて、整理しておくと、引越しの荷造りをする時にも荷物の分類がしやすくなるので、その後のためにもやっておくことをおすすめします。
このように、不用品をあらかじめ処分しておくことで、荷物の量が少なくなり、引越し費用の見積もりも安くなります。
「新居に引越してから処分すればいいや」だと引越しで捨てるものを運ぶことになり、捨てるもののための運搬量を払っていることになるのです。
なので、引越しをする前に不用品を処分しておきましょう。
服や靴、その他もう必要ないなと思うものは引越しのタイミングで処分すると、荷物が思っている以上に減ることがあります。
私も、単身の時の引越しのタイミングで「もう着ないな」と思った服などを処分したら単身パックの荷物が少ない方で対応してもらえ、料金が安くなったということがあります。
また、程度の良い服であればただ捨てるのではなくリサイクルすればいくらかになるのでちょっと得した気分にもなりますよ。
また大きいものを処分する時は、無料の廃品回収などに出すのがコツ。
通常は不用品処分の手続きをしてかつ料金がかかるものですが、廃品回収に出せば無料で処分してもらうことができますよ。
まとめ
引越し費用の見積もりをもらう前にやっておくべきことは4つ。
引越しの日程をしっかりと決めておく、引越しをする世帯人数・時期・距離別の相場を調べておく、見積もりをもらう会社の相場とサービスをチェックしておく、掃除と不用品処分をしておく、ことです。
見積もりをただもらうだけだと、どうしても引越し会社の営業マンの話のままで契約してしまい、相場よりも引越し費用が高くなってしまうことがあります。
だからこそ、事前の準備はとても大切なんですよ。
情報をしっかりと持っていれば、その情報のもとに料金交渉をすることも出来るのでしっかりと念入りに準備しておいてくださいね。
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