こんにちは、引越しアドバイザーのめぐみです。
知り合いが引越しをした時に贈る、引越し祝い。
現金でもいいですが、現金だと生々しいからということで品物を用意する場合が多いです。
とはいえ、引越し祝いは誕生日などとは違い、新しい家へ引越したことへのお祝いだからこそまた選ぶのに頭を悩ませることも。
今回は、もらって嬉しい!と思ってもらえるような引越し祝いのポイントについて4つにまとめご紹介します。
引越し祝いの贈り物の選び方その1 シンプルなデザイン
特にインテリアや生活雑貨などを贈る場合に注意したいのが、そのデザインです。
インテリアにしても生活雑貨にしても、色々なテイストがあります。
プレゼントをする人の趣味に合ったものを絶対に選べる!という自信がない限りは、デザイン性があるものを選ばないようにすることが大切です。
実際、もらって困った引越し祝いのコメントの中には“自分の趣味とは違う”ということが困ったという回答が非常に多かったというアンケートも見たことがあります。
例えば可愛いという感覚ひとつとっても、人によって違います。女性同士でショッピングしていても、可愛いというものに違いが出るのはこういった理由です。
つまり、自分がいいなと思った感覚も、相手にとってはいいなではないことがあるわけなのです。
だからこそ、インテリアや生活雑貨などデザインがあるものを贈る場合に心がけるのは、“シンプル”なデザインのものです。
シンプルなデザインであれば、どんな家であっても邪魔になることはないですし、シンプルなものに対して「趣味が違うな」という人は、少ないはず。
相手の趣味に絶対的な自信がなければ、シンプルなものを選ぶようにしましょう。

引越し祝いの贈り物の選び方その2 大きさを考える
引越しのお祝いということで、華やかなものとか大きめのものを敢えて選んであげる場合も結構多いです。
確かに、大きなものって置いておくだけで映えますし、お店などで見るといいなと思ってしまいがちです。
ですが、お店と家は違います。
家やマンションの間取りに実際置いておみると、大きすぎるということが多々あるんです。もらった時は喜ぶしかないですが、大きすぎるものは掃除するにも邪魔になるケースがほとんどです。
だからこそ、大きすぎるものには注意しましょう。
ただ、新築といっても自宅兼お店のような場合は新築祝いと開店祝いの意味を込めてサイズの大きいお花をプレゼントするのはOKですよ。
また量にも注意が必要で、とにかくたくさんあげればいいかなと思ってお菓子や洗剤などかなりの量が入っているものを贈ることがあります。
もちろん、消耗品でありがたいと思うかもしれませんが、引越しの内祝いを贈る際に何を贈るか困らせてしまう原因にもなるので、量も引越し祝いをあげる相手の家族の人数などを考えた適量を用意するようにしてくださいね。
引越し祝いの贈り物の選び方その3 贈る相手の環境などを考える
贈る相手の環境を考えて贈るというのは少し難しい表現かもしれないので、例えながらご説明していきます。
例えば女性同士の友人関係で引越しをしたので、引越し祝いを贈る場合。
かなり仲の良い友人で、その人の趣味なども知っているからこそ女性のことだけ考えてインテリアまたは生活雑貨のプレゼントを選んだとしま
す。
これが、友人が一人暮らしでの引越しであれば問題ないのですが、贈る女性は家族がいた場合での引越しであれば、このプレゼントの選び方はNGです。
インテリアや生活雑貨ひとつとっても、家というのは家族が暮らす空間だからこそ奥さんひとりの趣味に任せっぱなしになることって少ないです。
誕生日のプレゼントであれば問題ないですが、引越し祝いの場合には相手の置かれている環境、この例でいえば家族がいるという環境、をしっかりと把握したうえでプレゼントを選びましょう。
もちろん新婚でそのまま新築へ引越すという環境であれば、結婚祝いも兼ねたようなお祝いでもいいですよね?記念になるような、名入れギフトも結婚と新築の両方の記念になります。
また、子供もいる家族という環境があるのであれば、インテリアや生活雑貨よりも家族全員で選べるようなファミリー向けのカタログギフトなども環境を考えた引越し祝いの選び方なのです。
このように環境を考えて、プレゼントを選ぶというのも喜んでもらうためのポイントなのです。
引越し祝いの贈り物の選び方その4 「火を連想するもの」「壁に穴をあけるもの」は選ばない
引越し祝いは、よく新築祝いにも言い換えられることが多く、新築の一軒家や新築のマンションに引越す時に引越し祝いを渡します。
そんな新しい家へのお祝いに、「火を連想するもの」「壁に穴をあけるもの」は選んではいけません。
火を連想するものはつまり、火事の連想につながります。
新しい家が燃えてしまうという連想は縁起も悪いので、とにかく火を連想するものはNGです。
家電グッズとして卓上コンロを贈るなどもありますが、引越し祝いではそれはNG。
また、やってしまいがちですが“赤い”ものを贈るのも火につながるのでNGです。インテリアや生活雑貨などを選ぶ時には色にも注意してください。
さらに、壁に穴をあけるものの代表として壁掛け時計や絵画などがあります。
新しい家だからこそ、喜んでもらえるなと思ったらそうではなく、新しい家に早速穴をあけなければいけないというのはあまりよくありませんよね。
だからこそ、穴をあけてしまうようなものは選ばないようにしましょう。
時計にしても絵画にしても、贈るのであれば壁に穴をあけないタイプにしましょう。
また、目上の人へ引越し祝いを贈る場合。
ギフトを選ぶ時、インテリアのひとつとしてフロアマットなどマットを選ぶこともあります。
ですが、目上の人へマットなどを贈ると「踏みつける」という意味になってしまい、とても失礼なものになってしまうので、注意しましょう。
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