引越し荷造りで本や漫画を梱包するコツ3つ!書籍の正しい詰め方・運び方!

こんにちは、引越しアドバイザーめぐみです。

引越しの荷造りの中でも、意外に大変なのが本です。

本と一言で言っても漫画から書籍まで様々なものがありますが、本は、詰め方によって、体への負担や新居での手間に大きく影響しますから、とても重要です。

というのも、本というのは数が増えればある程度の重さがあるもの。

荷造りの仕方によってダンボールの底が抜けたり、運ぶ際にぎっくり腰になったりなどの危険があるからです。

持っている本の量が多ければ多いほど、注意して荷造りをしなければいけません。

私の引越し経験から、本の荷造りを上手に、そして、安全にするコツは、大きく3つにまとめられますので、それらを詳しくご紹介いたします。

引越し荷造りで本や漫画を梱包するコツ3つ!書籍の正しい詰め方・運び方!

コツ1 まずはいらない漫画や雑誌を処分する

引越しをする時というのは、荷物の整理の絶好のチャンスでもあります。

特に本は一度読んでから全然読んでいない場合も多く、引越しの荷造りをしている最中に「こんな本あったんだ!」なんて思うこともありますよね。

私も引越しの荷造りをする度に同じことを思っています。

暇つぶして何となく買った本や、誰かに薦められて買ってみたけどそこまで面白くなかった、など色々なタイミングで本を買うことが多いからこそ、本は知らない間に増えていることが多いのです。

特に雑誌類だと趣味の雑誌が増えていることも多く、漫画や雑誌なども含めると、家の中の本はかなりの数になってきます。

だからこそ、引越しの荷造りというのは、本を精査する機会と言えるのです。

引っ越しを機に、 思い入れのある本や何度も繰り返し読んでいる本でない場合には、処分してしまいましょう。

ありがたいことに最近では古本屋もたくさんあるので、いらない本でも相当汚れていない限りは買い取ってくれます。

物によっては値がつかないこともありますが、意外と高く売れる本が含まれていることもあるかもしれません。

たとえ、大した金額にならなくても、処分しようと思っていたのに、それがいくらかでもお金になれば嬉しいものですよね。

また荷物自体をスマートにするという意味でも、引越しの荷造りのタイミングで本を整理整頓することは大切なことですね。

量が多ければそれだけ引越し費用にも跳ね返ってきますし、新居でも本の置き場所を確保しなければいけません。

見積もり前などに早めに処分を済ませておきましょう。

コツ2 ダンボールは『小』を選び、詰め過ぎない(重くしすぎない)

引越しの本の荷造りで最大のポイントとなるのが、ダンボールの大きさです。

引越し業者などからもらえるダンボールのサイズは小・中・大がありますが、 その中でも一番サイズの小さいものを選ぶようにしてください。

というのも、本は荷物の中でも重いですよね。

本や雑誌をまとめると感じると思いますが、何冊かまとめるとかなりの重さになります。

特に紙質がしっかりしている雑誌などは、数冊だけでもかなりの重さになるもの。

引っ越し業者から提供されるダンボールがいくら丈夫だと言っても、重すぎるものが入った場合ダンボールの底が抜けてしまうことがあるのです。

なにより、重すぎてダンボールを運べなくなったり持った時にぎっくり腰などになったりなども考えられます。

当日は引越し業者に運んでもらうと言っても、重すぎるものが含まれていると、効率が悪くなってしまう可能性も。

また、トラックの中で積み上げた時に、本を入れたダンボールの重さえ下にあるダンボールがつぶれてしまうかもしれません。

だからこそ、本の量が一番少なくなるよう小さいダンボールに詰めることで、重すぎてダンボールが運べない、底が抜ける、ダンボールがつぶれるという事態を防ぐことが出来るのです。

こういった重すぎるダンボールを作らないというのは自分たちのためにもなりますし、荷物を運んでくれる引越し業者の作業員の人への気配りにもなりますよ。

また、小さいダンボールでも上手に梱包するとかなりの量の本を入れることができます。

ひとつのダンボールにたくさん荷物を入れられることは良いことですが、 本に限ってはいれる量よりもとにかく重さが大切。

小さいダンボールに本を詰めて、自分で運べるかどうか一度持ち上げてみてください。

持ち上げてみて問題なければそのままふたをしめ、持ち上げられないようであれば本を減らすようにしてくださいね。

私が過去の引っ越しで引越し業者の方から事前に言われたのは、本を詰める場合は半分~3分の2程度までにしておく、ということ。

いっぱいにつめてしまうと、やはり引越し業者の方でも重く感じるようです。

でも空いた部分はどうすればよいのでしょうか。

実はここをあけたままにしておくと、上に積んだダンボールの重みでつぶれる原因にもなってしまいます。

空いた部分には、タオルなど重みにならないようなものをいれるようにしてくださいね。

また、引っ越しのダンボールの底は十字貼りにするのが基本ですが、本を梱包するものについては底抜けしにくいように十字ではなく数本足して強度を高めるようにしてください。

コツ3 同じ大きさの本同士を背表紙が見えるように詰める

引越しの本の荷造りをする時、上手に梱包するポイントとして 本を大きさごとにまとめるという方法があります。

基本的に本の大きさは規格が決まっているものなので、本をまとめていくと何種類かの大きさにまとめることができます。

同じ大きさの本を一緒にまとめることでダンボールに隙間がなく入れることが出来るのです。

ちなみに、同じ大きさの本を一緒にまとめる時にみやすさを重視すると、引越し後の片付けが楽になります。

みやすさを重視するというのは、背表紙が見えるようにダンボールに入れていくということです。

同じ大きさの本をまとめながら、背表紙が見えるように箱詰めしていってください。

また、本の大きさだけではなく 引越し先の部屋ごと棚ごとにダンボールをわけるようにしましょう。

これは荷解きをする時に片付けが楽になるコツのひとつですが、同じ部屋や棚に入れるものが同じダンボールに入っていると、その場所だけで片付けが完了するのでスムーズに片付けることができるのです。

私はこれを知らずに、とにかく本というくくりの中でダンボールに本を詰めていったことがありました。

その結果、引越し後の荷解きの時にこの本はリビング、この本は寝室、この本は書斎というように重いダンボールを色々な部屋に運んで片付けをするという大変な経験があります。

これを部屋ごとにまとめておけばどれだけ楽だったか、とその時何度も思いました。

だからこそ、大きさだけではなく引越し後の部屋別棚別に本をまとめることが大切なのです。

また、複数冊あるシリーズものなどは、1巻から順番になるように梱包しておくことで、引っ越し先での荷解きがかなり楽になりますよ。

まとめ

引越しの荷造りでは食器や洋服など様々な荷物がありますが、その中でも本は人によってはかなり数も多く、重さもあるので荷造りをするにはいくつかのポイントが重要になってきます。

とにかく、本を荷造りする時大切なのが 『重くなり過ぎないようにする』ということ。

重くなり過ぎた場合、運ぶ時に底が抜ける、重すぎて運べないということが起きます。

底が抜けて落ちてきた本によって、足の骨が折れてしまうということも実際にあるようです。

本の重さはそれぐらい危険なものであるからこそ、小さいダンボールに重くなり過ぎないように注意するようにしてくださいね。

また、本以外に荷造りにコツが必要なのが食器です。

食器もポイントを押さえておかないと、引っ越し作業中に割れてしまうこともあるので、気を付けなければいけません。

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