こんにちは、引越しアドバイザーのめぐみです。
引越しをする前にしなければいけないのが、荷造りです。
引越し業者に荷造りをお願いできるプランもありますが、料金が追加になるために自分で荷造りをする場合がほとんどだと思います。
ただダンボールに荷物をとにかく詰め込んでいっても荷造りをすることができますが、荷造りのコツについて知っておくとよりスムーズに荷造りをすることができます。
今回ご紹介したいコツは、荷造りをする前の準備段階が大切だということ。
そのコツを3つにまとめてご紹介します。
引越し荷造りのコツ1 荷造りに必要なものを揃えておく
荷造りをするといっても、荷造りをするための道具がなければスムーズにいきません。
引越し業者に頼めば、ダンボールやガムテープが無料でもらえることがありますが、必要なものはそれだけではありません。
荷造りに必要なものは
- ダンボール
- ガムテープ
- サインペン
- 新聞紙
- はさみorカッター
- 輪ゴム
- ビニール紐
- 布団圧縮袋
の8点です。
それぞれの用途として、ダンボールとガムテープは荷造りの基本の道具です。
サインペンは、ダンボールに何が入っているのか書いておくために必要です。
細めのペンよりも太めのサインペンの方が、荷解きする時に何が入っているか見やすいので私はいつも太めのサインペンを使うようにしています。
新聞紙は、食器を梱包するときに使うことができますし丸めれば荷物が動かないようにするものにもなります。
新聞紙2日分ぐらい用意しておくのがおすすめですよ。
さらに、はさみやカッターはガムテープを切る時に使います。
ガムテープは手でも切れますが、1日に何枚もダンボールを切っていると切る力が弱ってくるのではさみやカッターを用意しておくとそういったこともなくなりますよ。
輪ゴムは、細かいものを束ねておく役割があります。
特に文房具類などは束ねておかないとダンボールの中でバラバラになってしまう可能性があるので、用意しておくと便利です。
ビニール紐も輪ゴム同様に束ねるのに役立つアイテムです。
私はそのままだとかさが大きくなってしまう洋服をしまう時に、畳んだものをビニール紐でしばることでかさを小さくしてひとつにダンボールに出来るだけ多くの衣類を入れるなどの時にビニール紐を使っていました。
そして布団圧縮袋は、布団をしまうものです。
引越し業者によっては布団専用の袋を用意してくれる場合もありますが、そうでない場合には必要分の布団圧縮袋を用意しておいてくださいね。
これを見て、「それぐらいならいつでも用意できるじゃん!」と思うかもしれませんが、これが引越しの荷造りをしている段階だと思うと事前の準備がとっても大切なのです。
というのも、ビニール紐や輪ゴムなどは普段から頻繁に使うかというとそうではありません。
そうすると、荷造りで早めにダンボールにしまってしまう可能性があるのです。
荷造り途中にビニール紐や輪ゴムを使いたくなった時、わざわざダンボールを開けて取り出すまたは買いに行くという手間が出来てしまいます。
基本的に引越し準備はタイトなスケジュールの中で荷造りをしなければいけないためにこういう手間が準備の足を引っ張ることにもなってしまうのです。
だからこそ、荷造りに必要な道具はしっかりと準備しておくことが大切ですよ。
ちなみに、私の体験談でいうと引越し業者からもらえるガムテープは1~2本であることがほとんどです。
一人暮らしであれば十分な量ですが、それ以上になると足りなくなることもあるのでガムテープは業者からもらえるものとは別に1~2本用意しておくといいですよ。
また、女性が荷造りをする場合には軍手があると便利です。
ダンボールで作業している時に、知らない間にダンボールで手を切ってしまうことがあります。
ダンボールを扱う時用に、軍手を1組あるといいですよ。
引越し荷造りのコツ2 ダンボールの強度をあげておく
引越しの荷造りに必要な道具を揃えたら、次にしてほしいのがダンボールの強度をあげることです。
引越し業者からもらったダンボールは、基本的に強度のあるものにはなっています。
ですが、ダンボールの中には重量のある本類、食器などを入れることもありますよね。
特に食器は割れ物であるからこそ、ダンボールの底が途中で抜けた、ということになったら大変ですよね。
だからこそ、荷物を詰める前にダンボールの強度をあげておく必要があるのです。
ダンボールの強度をあげるポイントは、ダンボールの底にはるガムテープの貼り方にあります。
梱包の仕方をよく知らない人だと、ダンボールの底に長い方にだけ1本ガムテープを貼るだけ、というガムテープの貼り方をしますがこれだとそこまで強度があがりません。
強度をあげるために大切なのは、十字にガムテープを貼ること、これだけです。
短いガムテープと長いガムテープを用意して、それをダンボールの底に十字になるように貼るだけという簡単ですが、強度がぐんと高くなる方法です。
ちなみに使用するガムテープ、布で出来ている布ガムテープのほうが強度が高く、断然おすすめです。
引越し業者などからもらうガムテープは、クラフトから出来ているクラフトテープが多いのでプラスアルファで布のガムテープをダンボールの強度をあげるようで用意しておいてくださいね。
引越し荷造りのコツ3 新居のレイアウトを考える
引越しの荷造りの準備段階で大切なコツが、新居のレイアウトを考えることにあります。
今住んでいる家と新居のレイアウトが全く同じ、という場合にはいらないですがそういうことってほとんどありませんよね。
部屋が広くなったり間取りがかわったりなど何かしら違うはずなので、新居のレイアウトが変わってきます。
これが荷造りとどう関係があるかというと、ダンボールにどうやって荷物を詰めるかに関わってくるからです。
例えば、今まではお風呂、洗面所、洗濯機置き場、トイレが隣同士だったけれど新居ではトイレと洗濯置き場が違う場所になる場合。
今まで住んでいた家のままにお風呂、洗面所、洗濯機置き場、トイレの荷物を同じダンボールにつめてしまうと新居で荷解きをする時に場所が違うので片付けるのが大変になってしまうのです。
新しい家では、どこにどんなものがあるということがわかれば、荷造りの時に新居の部屋ごとに荷物をまとめられるので片付けが楽になるのです。
さらに、新居でのレイアウトを引越し業者さん用にも準備しておくと、ダンボールに搬入先の部屋の名前を書いておけばかなりスムーズに荷物を搬入してくれますよ。
まとめ
引越しの荷造りは、とにかく目の前にある荷物をとにかくつめていく。
そういうやり方も間違ってはいませんが、そういったやり方は効率が悪い場合がほとんど。
引越しの準備の段階では、荷造りだけではなくその他手続きなどもしなければいけないために荷造りは出来るだけスムーズに出来るようにしましょう。
そのためには、荷造りの前の準備の段階が重要。
荷造りに必要な道具は事前に準備しておき、ダンボールは梱包中に底が抜けてしまうようなことがないように強度をアップさせておきましょう。
さらに、荷物を詰める前に新居のレイアウトを考えて、新居の部屋ごとに荷物をつめれば搬入作業も片付けも楽になりますよ。
引越しの荷造りスタート!ですぐに荷物をつめるのではなく、こういった準備をしっかりと行ってみてくださいね。
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