こんにちは、引越しアドバイザーのめぐみです。
引越し2~3週間前にもなると、本格的に引越しの荷造りをはじめますよね。
洋服や本など、どんどんとダンボールにつめていきますが、その中でも特に注意して荷造りをするのが『食器』です。
割れ物である上、なかには高級なものもあることが多いのでいかに割れないようにするかが重要です。
引越し業者に食器の梱包をお願いできるプランもありますが、そういったプランはどうしても見積もり料金が高くなってしまうので出来れば安く済むセルフでやりたいもの。
では、食器が割れないような上手な荷造り方法はどうすればよいのでしょうか?
割れないための3つのポイントについてご紹介していきます。
引越しの食器の荷造りのポイント1 必ず1つずつ梱包する
食器が割れないように梱包するには、とにかく割れないようにするための道具を用意しなければいけません。
その道具というのが新聞紙や緩衝材です。
ダンボールやガムテープは、引越し業者によっては契約の手続きをすればもらえるところもありますが、新聞紙や緩衝材はもらえません。
緩衝材とは、食器と食器の間にいれて衝撃を和らげる役割をしてくれるので新聞紙でもいいですし、プチプチのようなものでもOKです。
ちなみに、ハンドタオルやフェイスタオルも緩衝材として使えるので用意がなければタオルを使ってみてくださいね。
食器を梱包する時、基本中の基本ですが 食器は1つずつ新聞紙に包みましょう。
同じ形のお皿やコップがある場合もありますが、それを重ねてひとつとして包んでしまうと運送の際に食器同士が傷つけあうため、必ず食器は1つずつ包みましょう。
私も単身引越しの時面倒だからといって、同じ種類のお皿をひとつの新聞で包んだことがありましたが、引越しの片付けの時にお皿の底が少し欠けていました。
安い食器だったからよかったものの、これが高い食器だったら・・・と思うと梱包の仕方が悪かったなと反省しました。
なにより、まとめて梱包して引越しの最中に梱包の中で割れるなどがあると、片付けの時に割れたかけらでけがをする可能性もあるので、必ず1つずつ新聞紙などを使って梱包するようにしましょう。
引越しの食器の荷造りのポイント2 食器の形で包み方をかえる
食器の中には、お皿もあればコップもありますよね。
実は、 それぞれの食器の形によって新聞紙の包み方をかえることでより割れにくい梱包をすることになります。
まず基本的なお皿ですが、平らなものでも深みのあるものでも新聞紙の真ん中において四隅を食器の真ん中に集めるようにして梱包します。
四隅が集まったところにテープをつければよりしっかりとした梱包になります。
お皿に比べると、梱包が難しいのがコップ類です。
ワイングラスのような足がついたものもありますし、コーヒーカップのように取手がついたものもあるために、梱包で悩む人も多いはず。
まず取手がついているものは、取手の部分から新聞紙を巻いていきます。
さらに、カップの中にも丸めた新聞紙をいれておくようにしましょう。
ワイングラスのように足がついたものは、足の方から新聞紙で包んでいきます。
特にワイングラスは割れやすいので、私は新聞紙を二重にすると安心できますよ。
コップ類は、どんな種類でもコップの中に新聞紙を丸めて入れることでより割れにくくなるので、新聞紙を入れるようにしてください。
引越しの食器の荷造りのポイント3 ダンボールは小~中サイズを使う
食器の荷造りをする時のポイントとして大切なのが、ダンボールのサイズの選び方があります。
食器は荷物の中でも大部分を占めるひとつになるので、どうしても大きいダンボールを使ってしまいがちです。
ですが、食器はまとめると重みがある荷物なので大きいダンボールにたくさん詰めるとかなりの重量になってしまいます。
引越し用のダンボールは普通のダンボールよりも強度がありますが、それでも重すぎる荷物が入るとダンボールの底が抜けてしまう可能性があります。
最悪、本などであれば底が抜けてもいいですが食器が入っているダンボールの底が抜けてしまったら大参事になります。
そのため、 食器を箱詰めするダンボールは小~中サイズのものにしましょう。
できれば、一番小さいダンボールに箱詰めするのが一番ですよ。
ダンボールに食器を箱詰めする時には、出来るだけダンボールの中で食器が動かないようにしたいため、隙間なく詰めるようにして、隙間の部分には必ず緩衝材を入れるようにしてくださいね。
ちなみに、ダンボールを組み立てる時ダンボールの底にガムテープを十字に貼って強度をあげますが、食器の場合には二重にガムテープを貼ることでより強度があがります。
なので、食器用のダンボールを組み立てる時には底のガムテープも意識しておいてくださいね。
まとめ
割れる心配のある食器だからこそ、荷造りの時には特に注意して梱包します。
ですが、ただ箱詰めするのではなく割れないような梱包をすることが、割れにくい食器の荷造りのポイントになってきます。
必ず食器1つずつ梱包し、食器の形によって梱包の仕方をかえる。
さらに、ダンボールは小さいサイズを使って、底抜けしないようにすることが大切です。
ダンボールの中も隙間ができないように、緩衝材などをうまく使いながら箱詰めしていきましょう。
また、 食器をいれたダンボールには必ず「割れ物」ということを書きましょう。
そうすれば引越し業者の作業員の人も、注意して運んでくれるようになりますよ。
私はより割れ物ということをわかりやすくしたいので、割れ物は一番太いマジックまたは赤いマジックを使って書くようにしています。
大切な食器だからこそ、割れないような工夫をぜひ活用してみてくださいね。
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